バレエの衣装と聞いて思い浮かぶものは、レースが幾重にも重なったかわいいスカート姿ではないでしょうか?
自分のお子さんも発表会やコンクールに出場する際、必ず着用することになります。
ひとまず、おいくらぐらいするか気になりますよね〜。
- 発表会のレンタル衣装 1着10,000円
- コンクールのレンタル衣装 1回8,000〜20,000円
- オーダーメイド衣装 1着 60,000〜120,000円
三姉妹にバレエを習わせてきて、12年経ちます。
11回出場した発表会では、衣装を50種類以上レンタルしてきました。
40回以上出場してきたコンクールでは、3着の衣装をレンタルし、オーダーメイドで10着作成してもらっています。
1回オーダーメイドで作成してもらうと、2回目からは金額の予想が可能です。
実際に作成してもらった衣装代。レンタル代に含まれるものや、衣装代の決定方法なども解説していきます。
2022年現在、私が実際に支払ったものや、同じ教室の方の情報をもとに解説していきます。
発表会衣装
発表会は、みんなでお揃いの衣装を先生がレンタルして用意してくれます。
同じ衣装でも、サイズによって金額が変わる場合もありました。
サイズの小さい衣装を借りている方が、羨ましく思える時もありました。
バレエ音楽ではない曲を踊る場合、自分たちで衣装を作成する場合もあります。
レンタル衣装代(発表会)
※2021年実際の衣装代
発表会のレンタル衣装は1着10,000円の予算で考えておけば大丈夫!万が一、衣装を汚してしまった場合は正直に係の方や先生に報告してください。
口紅をしっかりつけてしまったことがありますが、追加料金は発生しませんでした。
レンタル料にクリーニング代が含まれていますが、衣装を汚さないように注意してくださいね。
手作り衣装や小物の代金
特に小さいお子さんは、バレエの曲以外のものを踊る機会があり、イメージに合わせて衣装を手作りする場合があります。
このミニーちゃんの衣装は、黒いレオタード(2,000円)をベースに色々と付属品をつけています。総額7,800円です。
小物を持って踊った時もあります。
- キャンディ 1,000円未満
- プレゼント 300円未満
発表会衣装の準備・調整・返却方法など、さらに詳しい内容はこちらの記事で解説しています。
コンクール衣装
元となる作品のイメージを壊さないように、衣装の色や形が決まっています。
- フロリナ 青色系のクラシックチュチュ
- オーロラ3幕 白色のクラシックチュチュ
一方、衣装に細かい決まりがない曲もあります。
- パキータ クラシックチュチュ
- タリスマン 丈が短いジョーゼット
パキータやタリスマンは、衣装の形が決まっているけど、様々な色の衣装で踊られています。
コンクールでは、自分の好みの衣装を着て踊ることができます。
レンタル衣装代(コンクール)
発表会と同じように、レンタルすることが可能です。一方、金額は発表会と同じように考えていては危険です。
先輩がオーダーメイドで作成した衣装を、貸していただいたこともあります。
レンタル衣装店利用時の代金
- 150センチ フロリナ衣装 20,000円
- 160センチ 影の王国のVa 16,000円
フロリナの衣装は、2018年に同じ教室の方がレンタルした金額です。影の王国は長女が2020年にレンタルしました。
どちらも、お店からの送料とクリーニング代が、料金に含まれています。コンクールでは少しでも印象に残るように、各自趣向を凝らした衣装で出場します。ある程度豪華な衣装を着用しないと、見劣りしてしまうからです。
つまり、発表会でレンタルしている衣装より、金額が高くなります。
- 2週間連続して2つのコンクールに出場する場合、衣装の貸し借りは1回ですがレンタル料は2回分
- 予選・決戦とコンクールで2日間着用した場合のレンタル料は1回分
1つのコンクールに出場する度に、レンタル料金1回分発生
先輩の衣装をお借りした場合の代金
- フロリナ(1着目) 9,500円
- フロリナ(2着目) 11,000円
三女がフロリナを踊った時、レンタルした金額です。身長が伸びて、サイズが合わなくなってしまい、途中から違う先輩の衣装もお借りしました。
レンタル料は、オーダーメイド費用の1割です。クリーニング(代金約2,000円)してから返却しました。
お店でレンタルするのと同様、1つのコンクールに対して、1回分のレンタル料金をお支払いしました。
衣装だけでなく、ティアラを貸してもらうこともあります。
オーダーメイド衣装
先生からの紹介で、全て同じお店で作成したものです。
ほとんどの衣装は、金額を抑えめで作成してもらっています。
なので、紹介している金額は最低ラインと思って参考になさってください。
オーダーメイドで作成した実際の金額(衣装の写真付き)
<着用回数>はコンクールや発表会で着用した回数です。
60,000円(頭花飾り含む) 5回着用
初めてのオーダーで訳がわからず、全て先生とお店の方にお任せしました。予算を聞いてくださったので、抑えめでお願いしました。
70,000円(頭花輪含む) 8回着用
参考になる写真を何枚か用意し、作成してもらいました。
90,000円(ティアラ含む) 5回着用
衣装自体は70,000円ですが、ティアラが約20,000円します。
参考になる写真を基に、色を口頭で説明したのですが、思っていたより可愛らしい色になりました。
90,000円(衣装代のみ) 7回着用
ティアラはジョーゼットの海賊衣装のものを継続して使っています。
参考になる写真を基に作成してもらいました。期待以上の素晴らしい衣装を作成してもらいました。
70,000円(ひも含む)+3,000円 3回着用
着用回数が少ないことがわかっていたので、最低限の装飾にしてもらいました。装飾品が少なく、地味に感じたので、スワロフスキーを付け足すことにしました。
自分ではどこに何を足したらいいのかわからず、先生に部品の買い出しから、衣装に付ける作業まで、全てお願いしてしまいました。
先生から材料費(2,000円)のみの請求だったので、お礼に1,000円程度のお菓子をお渡ししました。
110,000円(頭大きい花含む) 2回着用
記念すべき初パ・ド・ドゥ用の衣装だったので、奮発して豪華にしてもらいました。
オーダーメイド衣装の値段決定要因
ご自分の持っているオーダーメイド衣装を基準として、2着目以降の参考にしてください。
- ジョーゼット
- ロマンティックチュチュ
- クラシックチュチュ
衣装のデザインでお値段が変わります。使ってる布の素材・量や裁縫の技術が関係しています。
チュチュのスカート部分を作成するのに技術も時間も必要です。
- 村娘、娘(お花)
- 女神、妖精(スパンコール)
- 王女、姫(スワロフスキー)
役柄によって使う装飾品(お花・スパンコール・スワロフスキー)が変わります。
上記のような理由でお値段は決まってきます。
スカートの内部をグラデーションにしたり、長袖もお値段アップの要素になります。
ちこま三姉妹がお願いしているお店では、それぞれ10,000円追加です。
コンクールの衣装をレンタルかオーダーメイドか悩んでいる方には、断然オーダメイド衣装をおすすめします。その理由はこちらの記事で解説しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました❣️