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【バレエコンクールで結果を残す方法】今すぐ実行すべし!

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こんな方に読んで欲しい

   

  • お子さんをコンクールに出場させたいなぁと思っている
  • コンクールに出場しているけど、なかなか結果が残せない

「バレエ」を知り、お子さんにちょうどいい目標設定をしてあげよう

お母さん

初出場のコンクールで、何か結果を残して欲しいけど、さすがにムリだよね〜。

ちこま

日頃のレッスンへの取り組み方次第で、初参加のコンクールでも賞を獲ることは可能ですよ。

長女は、なかなかコンクールで結果を出せませんでした。その反省点をいかして、三女は、初出場のコンクールで順位を獲ることができたんです!

コンクールで結果を残す方法

  • 「バレエ」について、勉強しましょう。
  • お子さんとバレエをたくさん観ましょう。
  • お子さんと一緒に、目標を決めましょう。

私は、長女が挑戦してきたコンクールを通して、このようなことを無意識にやってきました。そして、三女を上手くコントロールしていったのです。

ご自身でバレエを習っていた方のお子さんって、バレエが上手じゃないですか?家で特別レッスンをしているわけじゃないと思いますよ。
すでに「バレエ」や「コンクール」についての知識があるので、お子さんを上手くコントロールできているんです。

まず、お子さんも、お母さんも、バレエを大好きになってください。

コンクールで結果を残すのは、いくつものハードルを越えなくてはなりません。バレエが好きじゃないと、惰性で続けてしまうことになり、結果を残すどころではありません。

ちこま

日々のレッスンの中で、ちょうどいい目標を設定し、クリアしていく。
この成功体験の積み重ねでバレエが上手になります。

ちょうどいい目標は、「バレエ」を知らないと設定できません。

では実際に、私がどうやって「バレエ」を勉強し、三女にとってちょうどいい目標設定を行なっていったのか、解説します。

バレエコンクールで結果を残す方法

コンクールで結果を残すには、お子さんのことを良く知っているお母さんが、ちょうどいい目標を設定してあげる必要があります。

そのために、次の3つのことを行いましょう。

コンクールで結果を残す方法

  • 「バレエ」について、勉強しましょう。
  • お子さんとバレエをたくさん観ましょう。
  • お子さんと一緒に、目標を決めましょう。

ちこま

実際にコンクールに参加してみないと、わからないこともありますが、今すぐできることもあります。

ひとつずつ、詳しく解説していきます。

「バレエ」について、勉強しましょう

自分のお子さんが、今から何をしようとしているのか知らないと、どのように支えてあげればいいか、わかりません。

ちこま

闇雲に「がんばれ!」と言っても、「何も知らないくせに!」とキレられるだけですからね・・・

何が「バレエ」なのか、知っておきましょう。衣装を着て、シニヨンにして、トゥシューズを履いて踊っている。それだけでは「バレエ」とは言えません。

三姉妹を7年以上コンクールに出場させてきて、最低限必要と思う「バレエ」の要素を紹介します。

「バレエ」とは(ちこま考察)

  • つま先が意識できているか?
  • 脚のラインと向きを意識できているか?
  • 姿勢はいいか?
  • 腕と指先まで意識できているか?

床からつま先が離れた瞬間、足首からつま先までキレイに伸ばしておく必要があります。(これは絶対!!)

股関節から脚を外側に凱旋させておく動作、アンディオールやターンアウトと呼ばれるものも大事です。

猫背では、体幹で体を支えることができないし、美しくないです。

腕は肩から動かしますが、腕をあげる時、肩は下げたままです。指先まで神経を使い、常に表現しなくてはなりません。

特につま先とアンディオールが大事です。足元しか見ない審査員もいるとか・・・

本人がこれらを意識できていない内は、「バレエ」とは呼べません。

意識していても、すぐにできるものではありません。曲に合わせて、指先からつま先の隅々まで神経を使いながら踊るには、長年の積み重ねが必要です。

長女

長女は運動神経だけで、バレエを踊ってきました。

頭で考えることは苦手で、1度にひとつのことしか、注意することができないみたいです。

先生

指先に意識を向けることは、簡単そうに見えるかもしれないけど、すごく難しいことなのよ。

回転することに意識が集中して、腕や指先がとんでもなく不恰好になっていました。無意識でも指先をキレイに保つには、レッスンを重ねるしかないんです。

4つのポイントの中で、おうちで気をつけられるのは、姿勢についてです。

ちこま

姿勢良く踊ることは、基本中の基本です。
ご家庭でも、姿勢良く過ごせているか、気にかけてあげてください。

「良い姿勢」のポイント

  • お腹から上半身を引き上げて、姿勢を保っているか
  • 肩が下がっているか

肩について

×巻き肩
△下げるだけ
○肩を後ろに回しながら下げる。鎖骨を開くイメージ

肩を下げるだけでは不十分です。これらのことに気をつけて、見てあげてください。

ちこま

ずっと姿勢が良いけど、疲れませんか〜?

長女

猫背の方が疲れるんだけど。あちこちが痛くなってくる。

長年バレエを続けていれば、姿勢良く過ごすことが、当たり前みたいです。

 お子さんとバレエをたくさん観ましょう

バレエをたくさん観て、研究しましょう。今すぐ始められますよ。

その際、良いところを探しながら、感想を言いあいましょう。

お子さんの気分が乗らない時に、無理矢理見せるのはやめましょう。

楽しいから、好きになって、どんどん頑張ろうと思えるんです。

わざわざ高い金額を払って、劇場へ足を運ぶ必要はありません。YouTubeで十分です。

どうしてもバレエを生で観たい!という方は、実際にコンクールを観に行ってください。

コンクールを観に行こう

  • コンクールの雰囲気を感じよう
  • 同年代の子は、どんな踊りをするのか
  • 少し上の年代だと、どんな踊りをするのか

色々と学べることがあると思います。

入場料は1,000〜3,000円くらいです。気軽に観に行ってみてください。

毎週末のように全国各地でコンクールは開催されています。観るべきコンクールの選び方は、こちらの記事で解説しています。

【憧れのコンクールを観に行ってみよう】どれを観るべき?選ぶ時のポイント2つ こんにちは、ちこまです。 お母さん コンクールってどんなことするんですか?どんな雰囲気なんですか? ちこま 説明...

良いところ探しをしよう

バレエをなんとなく観ていても、勉強にはなりません。ある程度、「バレエ」を知っていると、どういう踊りが上手なのか、わかってくると思います。

そうは言っても、初めの頃は、どういう風に研究すればいいのか、わからないと思います。

まずは思ったことを、お互いに言いあってみましょう。

感想のポイント

良いところだけを言うようにしよう

ちこま

悪いところに目がいきがちです。
でも、悪いところを指摘しても、お子さんの踊りにプラスになることはありません。
良いところをマネして、上手になっていくからです。

指先がダラ〜っとして、おばけみたいね。

おばけになるのは、イヤだな〜。
(でも、どうやって気をつければいいか、わからない)

指先がキレイ。お花が咲いてるみたい。

そうか、こんな形がキレイなんだ。
(私もマネしてみよう!)

良いところ

  • 登場する時の歩き方がキレイ。お姫様みたい!
  • 指先がキレイ。お花が咲いてるみたい。
  • アラベスクの時、お膝がこっち向いて、脚がキレイに見えるね〜。(ターンアウトできている)
  • スゴ〜いくるくる回ってるね。どうやったら、こんな風にできるんだろうね〜。

ご自分のお子さんが、興味を持ちやすいワード(お姫様・お花)を使いましょう。専門用語ではなく、お子さんでもわかる言葉(お膝がこちらを向く)に置き換えると、伝わりやすいですよ。

動画を停止して、つま先がキレイに伸びているところや、キレイだなぁと思う箇所を指摘してあげるのもいいですね。

お母さん

この子のつま先キレイに伸びているけど、〇〇ちゃんはレッスンの時、気をつけてる?

お子さん自身が気をつける点や、どうしたら上手になれるのか、課題や疑問を抱かせることも効果的です。

YouTubeでバレエをみよう

バレエの勉強をするぞ!と気合いを入れて、プロのバレエを観に行く必要はありません。

バレエをあまり知らずに観に行っても、正直、面白くないと思います。お子さんは、途中で寝てしまうでしょう。

プロのバレエを観る目安

  • 劇場の雰囲気を味わいたい!
  • 有名な人や特定の人(ファン)の踊りを生で観たい!

こんな風に思うようになってからで、十分です。

YouTubeの方が、細かいところまで確認できるし、気になるところは何度でも、停止しながら見れます。

おすすめはYGP日本予選です。2021年はライブ配信されました。アーカイブが残っています。

注意

YGP(旧YAGP)はローザンヌと並ぶ国際的に有名なコンクールです。このコンクールを登竜門として、世界各地へ飛び立つ子が大勢います。

その日本予選とはいえ、日本各地のコンクールで常に上位を獲得する、トップレベルの子が集結しています。なので、お子さんとのレベル差に落胆する必要はありませんよ。

ちこま

自分のお子さんと比較するのではなく、上手な子から学んでいるということを忘れないでください。

バレエシューズ(9〜11歳)

12〜14歳

15〜19歳

YGP以外でも、様々な動画がありますので、ご自身で検索してみてくださいね。

動画検索のポイント

  • 日本
  • 最近
  • 同年代

これらの条件で検索するのが、おすすめです。

ちこま

衣装の勉強にもなるので、「こんな衣装がいいな」って見るだけでも楽しいですよ。

一方、発表会のDVDで勉強することは、おすすめしません。

たとえ幕物で主役を務めていても、パ・ド・ドゥ(男性と2人で踊る)をしていても、コンクールで結果を出せているとは限らないからです。

発表会の配役は、先生の独断で決められています。

発表会の配役

  • 年齢
  • 身長や体型
  • 地道に頑張っている

ちこま

発表会では、必ずしも上手な子が、良い役をもらえているとは限りません。

発表会の配役に異議があるわけではなく、今は、上手な子からお勉強するためのお話をしています。コンクールなど、客観的に認められている子から学びましょう

お子さんと一緒に、目標を決めましょう

毎回レッスン前に目標を決めてあげて、レッスン後に達成できたか、確認してあげましょう。

バレエノートを作成して、記録として残していくのも、おすすめです。でも、お子さんが面倒に思うようなら、無理強いしない方がいいです。

日々のレッスンで、小さな目標をクリアしていく

バレエはいきなり上手になることはありません。日々のレッスンの積み重ねが重要です。

だからこそ、日々のレッスンに目標を設定して、少しずつ上手になっていくしかないんです。

ちこま

ちょっと頑張ったら、達成できる目標を作りましょう。

まずは、レッスンで何をしてきたのか、聞いてあげることから始めましょう。これなら、バレエをよく知らなくても、今すぐできますよね。

レッスンの様子を聞こう

  • 楽しかったこと
  • つまんなかったこと
  • 注意されたこと
  • 褒められたこと

注意されたことは、いつかできるようになります。期間を空けて、また聞いてみてあげてください。

褒めてもらったことは、実際におうちで披露してもらってもいいですね。きっと得意気に何度も見せてくれますよ。

お子さんは「お母さんが聞いてくれる。私のバレエに興味を持ってくれている。」と分かると、今まで以上にバレエが好きになって、頑張ってくれるようになります。

お子さんの得意・不得意がなんとなくわかってきたら、レッスン前にひとつ課題を出してあげましょう。

毎回課題を変えるより、ひとつの課題を1ヶ月くらい続ける方が効果的です。

1ヶ月でもすぐにできるようにはなりませんが、飽きてくると思うので、できていなくても1ヶ月後には、課題を変えていきましょう。

今日のレッスンも、つま先を伸ばすように気をつけようね。

できないこと=悪いことという意識を与えないようにしてあげてください。

  • つま先をちゃんと伸ばして踊らなきゃダメだよ。
  • 1ヶ月も経つよ、つま先伸ばして踊れるようになったよね。

気をつけていても、すぐにはできるようになりません。しかし、気をつけてレッスンを受けるのと、全く意識していないのとでは、1年後には、大きな差となっていますよ。

コンクールでの課題設定

コンクールに出場する時も課題を設定してあげましょう。初めてのコンクールは、舞台に立つだけで、精一杯です。

ポイント

  • 初コンクールは、いつも通りに踊るように声かけを。
  • 2回目以降は、前回のコンクールでの様子を参考に、何か課題を設定してあげましょう。

いつも通りの踊りができるように、声をかけてあげましょう。

コンクールでの課題

  • 登場の歩き方を気をつけよう
  • 前回より目線を上げてみよう
  • 笑顔を心がけてみよう
  • 指先に意識を向けてみて

コンクールの朝、または前日の夜に声をかけてあげるので、振り付けに関することはやめておきましょう。

コンクールでの課題

  • 回転を成功させようね
  • 最低限、回転を決めないとね
  • もう少し早く移動して、ポーズを長めに決めようね

難しい技を決めて欲しい気持ちはわかりますが、余計緊張してしまいます。

体に動きが染み付いているので、わずかなタイミングのズレが、他に影響する可能性もありますよ。

振り付けに関することは、日頃から先生に注意を受けているので、わざわざ親が口出しすることではありません。

ちこま

緊張をほぐせて、ちょっと気をつければできそうなことでいいんです。

踊る直前にお母さんの言葉を思い出し、「そばについているよ」「応援しているよ」と安心させてあげられます。

ポイント

踊り終わったら、必ず良かったところを伝えてあげましょう。

他の子と比較して「なんでそんなに下手なんだ!やる気あるの?!」なんて、心で思ってしまっても、本人には言わないでくださいね。

一生懸命がんばったのに、いきなりダメ出しでは、かわいそうです。

踊りの感想

  • 笑顔が素敵だった
  • 本当のお姫様みたいだったよ
  • 以前よりつま先意識できてたね

ちこま

お子さんが日頃、課題として取り組んできたことの成長を、重点的に伝えてあげましょう。

お子さんの応援団になってあげよう

「バレエ」について詳しくなってくると、自分のお子さんの良くないところがたくさん見えてきます。

しまいには、色々動画など調べて、「こうすればいい」「ああすればいい」と口出ししたくなってくるかもしれません。(長女には、しちゃっていました・・・)

でも、踊りに関してのことは、全て先生にお任せしましょう。

コンクールレッスンでは、きちんとお子さんの現状を把握して、今やるべきことを課題として出してくれています。

ちこま

お子さんが、先生の課題にきちんと取り組めるように、バレエノートを書くようにすすめたり、話を聞いてあげて、お子さんの支えになってあげるだけで、十分です。

「お子さんのどこがいけないのか、バレエが全然わからないから教えてほしい。」という方は、気軽にご相談ください。メール・ツイッター・ラインどこからでも、受け付けております。

最後にコンクールレッスンをまだ受けていない方に向けて、お話しておきます。

通常レッスンでは、

  • 個人のレベルにあわせてレッスン
  • 1人をじっくり見る

上記のようなレッスンは期待できません。お母さんがお子さんのレベルにあわせて、目標を設定する必要があります。

難しいことを言ってるように思えるかもしれませんが、レッスンで何をしているのか、お子さんに確認するだけでも十分です。

レッスン内容を聞く

  • 教えてもらったこと
  • 注意されること
  • 褒めてもらったこと

お子さんによっては、自分が注意されたことは、なかなか教えてくれないかもしれません。

自分を良く見せたがる次女は、そういう子でした。一人っ子もこういうタイプが多いです。

(偏見ではありません。私自身が一人っ子ですので…)

次女

〇〇ちゃんはね、これを注意されてたけど、私は褒めてもらえたんだよ。

誰に対しての注意でも、先生からの教えは、貴重な情報です。時間を空けて、お子さんにできているのか確認してみてください。

1度できたら終わりではありません。例えば、つま先は伸ばせたら終わりではなく、もっとキレイに伸ばそうが、永遠に続くのです。

常に意識をし続けていられるように、お母さんが根気よく目標を設定してあげてください。

ちこま

無意識でも、意識できる状態にしてあげたいです。

コンクールで結果を残すには、他の出場者の結果に左右されるので、運の要素もあります。しかし、努力し続けなければ、結果がついてこないのも事実です。

コンクールに向けての道のりは、長くて、険しいものです。お子さんのファンとなって、お子さんを支えてあげましょう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました❣️

コンクールに出場する時の目標設定方法、結果をどのように分析すればいいのか、こちらの記事で解説しています。

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