お裁縫

【知らなきゃ損!バレエ衣装のムシ作りを3STEPで解説】時短に繋がる秘訣満載!動画・写真付きで解説

頑張って貸衣装にムシを付けたのに、本番までに付け直すことってないですか?

先生

まだゆるいからやり直し。
ちぎれてきてるよ〜。

こんなことを何回も繰り返してきました。

ちこま

本番に向けての追い込みで、どんどん体が引き締まっていくんですよね〜。

はっきりとは覚えていませんが、3人同時に発表会に出演していた時は、1回の発表会で30個以上のムシ作りをしていたと思います。

3人ともスリムな体型で、元から衣装に付いているムシを使えた記憶がないからです。

ちこま

変化する体型に合わせて、何度もムシを付け直すのは当たり前と覚悟しておきましょう。

次のレッスンまでという短い期間に、何個もムシ作りをしなくてはいけない状況です。

少しでも早く、楽にムシを作りたいと思いませんか?

ちこま

きちんとした道具と方法で、ムシ作りにかける時間を半分程度に減らせます。

こんな方に読んでほしい

  • 発表会初参加です。みんなが恐れているムシってなんですか?
  • ムシ付けが毎年苦痛で…
  • もっと早くできる簡単な方法が知りたい!

三姉妹がバレエを習い始めて、12年経過。合計50着以上の貸衣装に、ムシを付けてきました。

初挑戦の方やムシ付けが苦手な方でも、これから解説する3STEPに沿って行えば大丈夫!

ちこま

初めてムシを作った時、1着1時間以上かかりました。

今では1着15分程度でムシ付け完了です。

お子さんのかわいい舞台の前に必ず訪れる作業です。サクッと付けれるようになりましょう。

ムシってなに?

お母さん

ムシってなんですか?

ちこま

衣装の背中部分にある、ホックを受けるところがムシです。

裁縫は学校で習った程度の私は、初めて見た時に驚愕しました。

ちこま

こんなん自分で作るの!!!

1着に4〜6個ムシを付けます。さらに体型の変化に合わせて、ムシを付け直す場合もあります。

ちこま

発表会本番は、ピッタリサイズの衣装で上手に可愛く踊って欲しいですよね。

そのための必要不可欠な作業です。頑張りましょう。

ムシ作りの3STEP

順番に解説していきます。

STEP1 道具の準備

お母さん

糸の色さえ合っていればいいんでしょ?
100円ショップに色々売ってますよね。

ちこま

ちょっと待って、道具選びも重要ですよ。

「なんでもいいから早く教えて!」という方は、この糸を用意すれば大丈夫!ただし、1色ムシ6個分くらいの長さしか入っていないので、ムシ作りに初挑戦の方は2つ用意しておきましょう。

※50センチ(二重なので25センチ)で1個のムシが作れます。1色3メートルなので、6個分のムシが作れます。

ちこま

間違った糸を使用すると、本番前にちぎれてしまい、慌てて付け直すことになるかもしれません。

太くて強度のある糸を使用して、作業時間と付け直すリスクの両方とも減らしましょう。

糸の種類

弱い糸を使用すると、本番前に切れてしまい付け直しとなる可能性があります。

ちこま

本番前日に3個ムシがちぎれてしまい、初発表会に出場するお母さんが一生懸命付け直していました。

ムシ作りは、基本となる縦糸に結び目を作っていく作業です。太い糸を使用すれば、結ぶ作業は少なくて済みます。

そこで、おすすめはボタン付け用の糸。材質はポリエステルで強度バツグンです。

※一般的に使用される縫い糸は綿です。

さらに太い糸なので、ムシ作り(結ぶ作業)が短時間で完了します。

ちこま

2本取りで作れば10結びくらいで1つのムシが完成します。

普段の縫い糸を使用した場合の、半分以下の作業量です。

糸の色

衣装に合わせた色の糸を使用して、ムシを作ります。

ムシの色の決め方

  • 衣装に元からついているムシの色を参考にする
  • 生地の色に似せた色にする

忠実に同じ色にする必要はありません。衣装を借りてくるたびに、衣装に合わせた色の糸を購入しています。

ちこま

バレエの発表会で使用されやすい衣装の色から、厳選した8色のボタンつけ糸を紹介します。

<太くて丈夫なボタン付け糸>
糸の購入場所

  • 手芸屋さん
  • ネットショッピング
  • バレエショップ

手芸屋さんで購入できます。

ネットで購入する場合は、いつ届くのかきちんと確認してください。

衣装をもらったら1週間以内には衣装を着てレッスンします。速やかに糸を準備し、ムシ作りにとりかかる必要があります。

バレエショップにはトゥシューズを縫う用のピンク色の糸しか売っていない場合が多いです。

あらかじめこちらのセットを購入しておけば、ほとんどの色の衣装に対応可能です。ただし、1色ムシ6個分くらいの長さしか入っていないので、ムシ作りに初挑戦の方は2つ用意しておきましょう。

そもそも針に糸を通すのが苦手で、裁縫が嫌いという方も多いのではないでしょうか?

そんな方は、是非この糸を通さなくても糸が通る針を使用してください。

糸通しが苦手な方でも大丈夫!【セルフ針セット】薄地〜厚地用
created by Rinker
Clover
ちこま

イライラのもとを少しでも減らしておきましょう。

STEP2 位置決め

これでどうだ!とムシを付けておいても、レッスン後、先生からダメ出しをもらい続けていました。

先生

ゆるいと踊っている最中にホックが外れちゃうよ。

衣装着用レッスンの度に先生からダメ出しの嵐。どんどん貸衣装が恐ろしい存在になっていきました。

ちこま

レッスンの度に体は引き締まっていきますが、サイズの測り方が間違っている可能性もあります。

サイズ合わせ方法

  • タイミング
  • 姿勢
  • 測る場所
  • 一番下はきつめに

ひとつずつ、確認してみてください。

タイミング

ポイント

1番体が細い時にサイズを測る

お子さんは疲れていると思いますが、レッスン直後に測り、1番細い位置にムシを付けます。

ちこま

食後のサイズ合わせだけは、やめてください。

発表会が近づくとハードなレッスンが続き、どんどん体が引き締まる子が多いです。その度にムシを付け直すのは、仕方がないことです。

姿勢

ポイント

バレエを踊る時の姿勢で測る

踊る時は、常に自分の上半身をしっかり引き上げた状態を保っています。お腹に力を入れ、上半身を上へ引っ張り上げ、肩は下げた状態です。

普通に立っている状態で測ってしまうと、少しゆるくなってしまいます。

ちこま

小さい子たちも踊る時は体を引き上げていますよ。

測る場所

ポイント

脇より少し背中側に指1本入る程度

<サイズを測る場所>

背中の真ん中は空間ができてしまうので、どれだけキツくしても指が入ってしまいます。

背中の真ん中に指を入れて「まだゆるいよ〜。」と指摘された場合、私は聞かなかったことにしていました。

一番下はきつめに

ポイント

一番下(腰の位置)をきつめにします

<ムシの位置決め(1番下)>

特にクラシックチュチュは、腰の位置がゆるいとスカートが下がってしまうことがあります。ここをピッタリサイズにしてあげると、スカートがしっかりあがってキレイですよ。

ちこま

スカートをあげて、キレイな脚がしっかり見えるようにしてあげましょう。

「コンクールでは脚しか見てないよ。」なんて噂もあるくらい、バレエでは脚が重要です。

食事対策

お母さん

食後だと衣装がキツくて着れなくなるかも…

特に小学生や未就学児は、本番までの待ち時間にたくさん間食をしてしまう子がいます。

いつもと違う場所や状況に緊張してしまうのか、普段は少食の子でも食べ過ぎてしまう子もいます。

心配な方は1cmゆるめの位置にもう1ヶ所ムシを作っておきましょう。

ちこま

発表会初出演の方は、用心し過ぎで丁度いいかも。

STEP3 ムシの作り方

ムシの作り方

  • ムシの位置決め
  • 縦糸を作る
  • 縦糸に結び目を作る
  • 仕上げ

4つの工程に分けて、写真をたくさん使用して解説します。

動画で確認したい方は、こちらをご覧ください。

バレエ衣装 ムシ作り解説動画

①ムシの位置決め

衣装を着てもらい、下から位置を決めます。

ちこま

1番下(腰の部分)はちょっとキツめにしています。

<安全ピンで位置決め>

ムシの位置を決めたら、目印に安全ピンを付けます。横の位置だけ分かればいいです。

まち針は外れてしまう可能性大。安全ピンを使いましょう。

注意

チャコペン・消えるチャコペンなど便利な道具がありますが、貸衣装には使用できません。

安全ピンにホックをかけて、次のムシ(すぐ上のムシ)の位置を決めます。

<安全ピンにホックをかけておく>

最後に1番上のムシの位置を決めます。ここがゆるいと胸元がぶかぶかしてみっともないし、最悪の場合本番中に外れて衣装が脱げそうになる危険もあります。

<指1本入る程度>
背中の真ん中より少し脇へズレたところに、指1本入る程度のキツさにしましょう。

②縦糸を作る

ムシの土台となるものです。慎重に作業を進めましょう。

初めから付いているムシを参考に糸の色を決め、2本どりで使用します。

<初めから付いているムシを参考にする>

安全ピンの位置に2本糸を張ります。

<安全ピンの位置に縦糸を作る>
縦糸

上から出して、下に入れる。×2本

縦糸の位置や長さは、最初から付いているものを参考にします。念のため、ホックより少し大きめサイズにできているか確認してください。

この縦糸の少し右側から針を出した状態で、結び目作りをスタートします。

<結び目作りスタート>

③縦糸に結び目を作る

注意

布に針を刺さない作業が続きます。

結び目を作る作業

1、右側から縦糸の下に針をくぐらせる
2、残っている糸の輪に、上から針を通す
3、しっかり絞って、結び目を作る

1、右側から縦糸の下に針をくぐらせる

4本全ての糸の下をくぐらせます。レースなど飾りが付いている場合は、飾りの上を通してください。

ちこま

飾りを巻き込まないように注意です。

2、残っている糸の輪に、上から針を通す

常に輪っかを意識して糸を残しておき、そこに上から針を通します。

<輪っかを残す>
3、しっかり絞って、結び目を作る

糸を2本どりで使用しているため、絡まりやすいです。ゆっくり絞ってキレイな結び目を作りましょう。

これで1つの結び目が完成です。結び目で上から順番に縦糸を埋めていきます。

結び目の上に結び目を重ねてしまわないように、少し下の方で結び目を作ってスライドさせ、上の結び目にくっつけて並べます。

土台の下に針を通しにくい場合は、糸を引っ張ると空間できるので、通しやすくなります。

<糸を引っ張って空間作り>
ちこま

10個くらい結び目を作ると、1つのムシが完成します。

細い糸を使用すると、結び目の数が増えるので作業量が増えます。

④仕上げ

縦糸が結び目で埋まったら、針を裏側に刺して玉止めします。

<裏側で玉止め>

実際にホックをかけてみて、確認してください。お疲れ様でした❣️

<完成>

衣装直しはムシ作りだけではありません。他の調整方法はこちらの記事で紹介しています。

【これで解決!衣装の調整方法】50着以上の衣装をレンタルしてきたベテラン母が教えます 発表会まで1ヶ月を切った頃、かわいい衣装が手元に届きます。それと同時に先生からのお言葉が… 先生 通し稽古までにサイズ直してきて...
RELATED POST